
はじめに:ソロキャンプは人生を変える体験
「ソロキャンプやってみたい!」
YouTubeやSNSで見かけるおしゃれキャンパーの動画に憧れて、そう思った人は多いはず。
でも、いざ始めようとすると…
- どんな道具を買えばいいか分からない
- お金をかけすぎて続かなかったらどうしよう
- 荷物が多くなりそうで不安
この記事では、ソロキャンプ歴5年・道具を50種類以上試してきた筆者が、必要最低限かつ快適なキャンプを楽しめる道具リストを紹介します。さらに、おすすめモデル・購入先・季節別パッキング例・失敗談・会話形式のやり取りまで徹底解説。
これを読めば、初めてのソロキャンプでも不安ゼロで挑めます。

ソロキャンプ初心者が陥りがちな失敗と対策
- 高額ギアをいきなり揃える
→まずはレンタルか低価格モデルで試してからアップグレード - 荷物が重すぎて設営前に疲れる
→軽量コンパクトを最優先に選ぶ - 天候対策不足
→タープ+レインウェアはマスト。特に春秋は防寒必須 - 調理器具を持っていったのに食材忘れ
→チェックリストを作り、前日準備で忘れ物ゼロに
必須道具リスト(カテゴリー別)
① シェルター系
- テント
おすすめ:モンベル「ムーンライトテント」シリーズ(設営が超簡単)
コスパ重視なら:BUNDOK「ソロドーム1」
- タープ
おすすめ:DDタープ 3×3(張り方自由自在)
初心者はポール付属タイプを選ぶと安心
- グラウンドシート
テント専用のものが理想。なければブルーシートで代用可
② 寝具系
- 寝袋(シュラフ)
春〜秋:Naturehike「スリーピングバッグ」
冬:NANGA「オーロラライト450DX」
- マット
THERMAREST「Zライトソル」(フォームタイプ)
寝心地重視ならインフレータブルマット
- 枕
SEA TO SUMMIT「エアピロー」か衣服を詰めたスタッフバッグ
③ 調理系
- バーナー
SOTO「レギュレーターストーブST-310」
初心者でも扱いやすく、寒冷地でも火力安定
- クッカー
snow peak「アルミパーソナルクッカーセット」
軽量でスタッキングしやすい
- カトラリー
チタン製スプーン・フォークが軽量で錆びにくい
- クーラーバッグ
LOGOS「氷点下クーラー」+保冷剤
④ ライト・電源
- ランタン
Goal Zero「LIGHTHOUSE micro」
小型でUSB充電可。
- ヘッドライト
PETZL「ティカ」シリーズ。両手が自由になるのが便利
- モバイルバッテリー
容量10,000mAh以上、2泊なら20,000mAhが安心
⑤ 安全・防寒
- ダウンジャケット(ユニクロでもOK)
- レインウェア(モンベル「ストームクルーザー」)
- 救急セット(絆創膏、消毒液、虫除け)
⑥ 快適アイテム
- チェア:Helinox「チェアワン」
- テーブル:SOTO「フィールドホッパー」
- 焚き火台:ユニフレーム「ファイアグリル」
季節別パッキング例
春・秋
- ダウンジャケット必須
- 湿気対策にグランドシート+タープ
- 夜は一気に冷えるので防寒重視
夏
- 蚊取り線香・虫除けスプレー
- 通気性の良いテント(メッシュ多め)
- 保冷剤を多めに持参
冬
- 冬用シュラフ+マット二重
- ストーブ・湯たんぽ
- 手袋・ニット帽で末端冷え対策
会話形式:初心者とベテランのやり取り
初心者A:「バーナーってどれがいいの?」
ベテランB:「SOTOのST-310が鉄板。安定感抜群で初心者向け」
初心者A:「焚き火台は?」
ベテランB:「まずはレンタルで使ってみて、気に入ったら買えばOK」
購入先と選び方
- Amazon・楽天:レビュー数が多く比較しやすい。タイムセールを狙うとお得
- アウトドアショップ(モンベル・好日山荘):実際に触って確かめられる
- 中古市場(メルカリ・ヤフオク):型落ち品なら半額以下で買えることも
比較表:買う?レンタル?
道具 | 初期費用 | レンタル費 | おすすめ判断 |
---|---|---|---|
テント | 10,000〜30,000円 | 3,000円/泊 | 購入推奨 |
シュラフ | 5,000〜15,000円 | 1,500円/泊 | 購入推奨 |
バーナー | 3,000〜8,000円 | 1,000円/泊 | 購入推奨 |
焚き火台 | 5,000〜15,000円 | 2,000円/泊 | まずレンタル |
テーブル&椅子 | 3,000〜10,000円 | 1,500円/泊 | 余裕があれば購入 |
筆者の失敗談と学び
初めてのソロキャンプで雨対策を怠りテント内がびしょ濡れに…。
次回からは必ずタープを張るようにして、快適さが劇的に向上しました。
初心者こそ「天気」と「設営時間」を意識した道具選びが重要です。
まとめ:まずは最低限+快適1アイテム
ソロキャンプは、道具を揃えすぎると荷物が多くなり逆に疲れます。
まずは
「テント・寝具・調理道具・ライト」+快適アイテム1つ
これが初心者にとって理想のスタートラインです。
次のステップ:楽しみを広げよう
- 焚き火料理に挑戦
- 自作ギアにトライ
- 季節ごとにキャンプ地を変えてみる
ソロキャンプは、道具を揃えながら少しずつ自分のスタイルを作り上げるのが醍醐味です。