【2025年版】プリウスの中古車選び完全ガイド|失敗しないグレード・年式・走行距離の見極め方

プリウス中古車は今が狙い目!

プリウスは1997年の初代登場から25年以上、日本のハイブリッドカー市場を牽引してきました。
そのため中古市場にも非常に多く流通しており、選びやすい・価格が安定している・長く乗れるという3拍子揃ったおすすめ車種です。

しかし、「台数が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」という声も多いです。
この記事では、グレード・年式・走行距離の選び方から、失敗しないチェックポイントまで徹底解説します。


1. 中古プリウス市場の特徴と最新動向

1-1. 流通量が多い=選択肢が豊富

中古市場では、2代目〜4代目がメインに流通しています。
2023年に5代目が登場したことで、4代目の価格が下がり始めている今がチャンスです。

世代製造年特徴中古相場(2025年時点)
2代目2003〜2009普及期モデル、タクシー落ち多数30〜70万円
3代目2009〜2015燃費30km/L超えの名車80〜150万円
4代目2015〜2023Toyota Safety Sense搭載120〜200万円
5代目2023〜スポーティデザイン、最新装備300万円〜

1-2. リセールバリューが安定

プリウスは海外需要が高く、輸出相場も堅調。
そのため、売却時に値落ちしにくい=資産価値が高いというメリットがあります。


2. おすすめグレード徹底比較

グレード特徴おすすめ度こんな人に最適
S標準グレード、流通量豊富⭐⭐⭐⭐価格重視派、初めてのプリウス
G上級グレード、装備充実⭐⭐⭐⭐⭐長く快適に乗りたい人
Sツーリングセレクションスポーティ装備、専用ホイール⭐⭐⭐⭐見た目や走行性能も重視したい人

💡 ポイント
同じ年式なら「装備が充実しているGグレード」か「特別仕様車」を選んだほうが満足度が高く、リセール時にも有利です。


3. 年式別おすすめモデル

  • 2代目 → 安いが、バッテリー寿命に注意。タクシー落ちも多い。
  • 3代目 → コスパ最強。予算100〜130万円なら狙い目。
  • 4代目 → 安全装備・燃費が進化。長期所有ならこちらがおすすめ。

4. 走行距離と価格の関係(図解イメージ)

価格(万円)
250 ──────────────
200 ────────■■■■■■ 4代目/G
150 ─────■■■■■■■■■ 3代目/G
100 ──■■■■■■■■■■■■ 3代目/S
 50 ■■■■■■ 2代目
     3万km  5万km  8万km  10万km
           走行距離
  • 5〜8万kmが価格と状態のバランスが最も良いゾーン
  • 10万km超は安いが、バッテリーと足回りの整備費を想定しておくべき

5. ハイブリッドバッテリー対策

項目目安
寿命8〜10年 or 10〜15万km
新品交換費用20〜30万円
リビルト交換費用10〜15万円
保証年式によって8年 or 16万kmまで

購入時チェック

  • バッテリー保証が残っているか
  • ディーラーで診断済みか
  • HVバッテリー交換履歴の有無

6. 中古プリウス購入前のチェックリスト

  • ✅ 整備記録簿はあるか
  • ✅ 修復歴はないか
  • ✅ ハイブリッドシステム警告灯が点灯していないか
  • ✅ 下回りサビはないか
  • ✅ 試乗して走行時の異音がないか

7. 購入体験談

購入者Aさん(30代・会社員)と中古車販売店スタッフ

Aさん:「予算は120万円くらいで、長く乗りたいんですがどの年式がおすすめですか?」
販売店スタッフ:「その予算なら、3代目後期か4代目初期モデルがおすすめです。走行距離は5〜7万kmが狙い目です。」
Aさん:「バッテリーが不安なんですが…」
販売店スタッフ:「診断済みの車両なら安心です。保証が残っている個体を優先的に探しますね。」
Aさん:「なるほど、それなら購入後も安心ですね!」


8. 中古プリウスは情報戦で勝つ

  • 3代目S/Gグレード × 5〜8万kmが最もコスパ良し
  • 予算に余裕があれば4代目を選ぶと満足度アップ
  • バッテリー保証と整備記録簿は必ず確認
  • 試乗して異音チェック&警告灯の確認は必須

9. おすすめ中古プリウス車両ランキング【2025年版】

中古市場で実際に売れ筋のモデルをランキング形式で紹介します。
※相場は2025年時点・走行距離5〜8万km・修復歴なしの平均価格を想定。

ランク年式・グレード平均価格おすすめポイント
🥇 1位2018年式 4代目 G約170万円安全装備充実、快適装備多数、長期所有向き
🥈 2位2014年式 3代目 Sツーリングセレクション約120万円スポーティ外観、流通量多く選びやすい
🥉 3位2016年式 4代目 S約150万円価格と性能のバランス◎、燃費も優秀
4位2012年式 3代目 G約100万円装備充実&コスパ良し、初心者向け
5位2023年式 5代目 Uグレード約300万円〜最新デザイン、ほぼ新車感覚で乗れる

💡 ポイント
「4代目Gグレード」は安全性・快適性・価格のバランスが取れており、最も人気。
予算が限られているなら3代目後期モデルが狙い目です。


10. 購入後のメンテナンス費用シミュレーション

「購入後どれくらい維持費がかかるの?」という不安を解消するために、年間維持費のシミュレーション例を紹介します。
※東京23区内・年間走行距離1万km想定・レギュラーガソリン170円/Lで計算。

項目年間費用(目安)
自動車税約30,000円
自動車保険(車両保険あり)約70,000円
車検(2年ごと)年間約50,000円換算
ガソリン代(燃費25km/L)約68,000円
オイル交換・消耗品約20,000円
年間合計約238,000円(月あたり約19,800円)

✅ ガソリン代が安く済むので、維持費はコンパクトカー並み。
✅ バッテリー交換費用を考慮する場合は、10年後に10〜20万円の出費を想定しておくと安心。


11. まとめ:情報を制する者が中古プリウスを制する!

  • おすすめは4代目Gグレード/走行5〜8万km前後
  • 予算重視なら3代目後期Sツーリングセレクション
  • バッテリー保証や整備記録簿を必ず確認
  • 購入後の維持費は月2万円前後と経済的

中古プリウスは台数が多い=当たり外れも多い車種です。
この記事のランキング・シミュレーションを参考に、試乗・現車確認を行い、あなたにぴったりの一台を見つけましょう!

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