
1. 洗濯機を選ぶときの基本ポイント
洗濯機は毎日使う家電だからこそ「価格」だけで決めるのはNGです。
以下のポイントを押さえて選びましょう。
容量の目安
- 1人暮らし:5〜6kg(下着・シャツ中心)
- 2人暮らし:7〜8kg(毎日洗うなら十分)
- 3〜4人家族:9〜10kg(タオルやシーツもまとめ洗いOK)
- 4人以上の大家族:11kg以上(布団やカーテンも楽々洗える)
👉 「1人あたり1.5kg」が目安と覚えると便利。

縦型とドラム式の違い(さらに詳しく)
縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 | |
---|---|---|
洗浄力 | 高い(泥汚れに強い) | やや弱めだが衣類に優しい |
乾燥性能 | 弱め(簡易的) | 強力(ヒートポンプでふんわり) |
水道代 | 多め | 節水効果大 |
設置スペース | コンパクト | 奥行・高さが必要 |
価格帯 | 安い(5〜15万円) | 高い(15〜40万円) |
👉 「汚れ落ち重視なら縦型」「時短・乾燥重視ならドラム式」。
乾燥方式の徹底比較
- ヒートポンプ乾燥
- 低温乾燥で衣類が傷みにくい
- 省エネ性能が高く電気代も安い
- ドラム式の上位モデルで採用
- ヒーター乾燥
- 高温で一気に乾く
- 電気代は高め&縮みやすい
- 縦型の乾燥機能付きに多い
- 送風乾燥(風乾燥)
- 電気代は安いが完全には乾かない
- 部屋干しの補助に向く
👉 「毎日乾燥する人はヒートポンプ一択」「たまに使うならヒーターでもOK」。
2. メーカー別の特徴【2025年版】
パナソニック
- ナノイーXによる除菌・消臭
- 泡洗浄で皮脂汚れに強い
- ドラム式シェアNo.1
日立
- ナイアガラビート洗浄(強力な水流)
- 風アイロン乾燥でシワを伸ばす
- 縦型モデルの人気が高い
東芝
- ウルトラファインバブル洗浄で黄ばみ防止
- 低温乾燥で衣類に優しい
- デザインがスタイリッシュ
シャープ
- プラズマクラスターで除菌・消臭
- 省スペース設計
- 縦型でも高機能モデルあり
アクア(AQUA)
- コスパ重視
- 海外メーカーならではの大容量モデルが多い
- シンプル機能で価格が安い
3. 価格帯とコスパ比較(2025年モデル)
モデルタイプ | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|
縦型(シンプル) | 5〜8万円 | 一人暮らし向け、乾燥なし |
縦型(高機能) | 10〜15万円 | 自動投入付き、容量大きめ |
ドラム式(中位) | 18〜25万円 | 自動投入・乾燥あり |
ドラム式(上位) | 30〜40万円 | ヒートポンプ乾燥+IoT連携 |
👉 「コスパ最強」は 縦型+自動投入モデル。
👉 「生活が変わる快適さ」は ドラム式ヒートポンプ乾燥モデル。
4. おすすめモデル【2025年版】
(前回のランキングに補足コメント追加)
ドラム式TOP3
1.パナソニック NA-LX129CL/R
- 忙しい共働き家庭の「最強時短家電」
2.日立 BD-STX130GL
- アイロンがけが減る「風アイロン乾燥」が神。
3.東芝 TW-127XP3
- 黄ばみやニオイに悩む人に最適。
縦型TOP3
1.パナソニック NA-FW120V1
- 自動投入付きで価格もお手頃。
2.日立 BW-X120G
- 部活の泥汚れに悩む家庭にベスト。
3.シャープ ES-PW11E
- 除菌・消臭機能で部屋干し派に人気。
5. 口コミ・体験談まとめ
- 「ドラム式に変えたら部屋干しのストレスがゼロに!」(30代・共働き)
- 「縦型のナイアガラ洗浄、子供の泥汚れが本当に落ちる」(40代・主婦)
- 「自動投入が便利すぎて、もう手動には戻れない」(20代・一人暮らし)
- 「電気代は上がったけど、乾燥までやってくれる快適さに勝てない」(50代・共働き)
6. 電気代・水道代シミュレーション表
※1日1回洗濯、1ヶ月30回想定
タイプ | 電気代 | 水道代 | 合計ランニングコスト |
---|---|---|---|
縦型(乾燥なし) | 約200円 | 約600円 | 約800円 |
縦型(乾燥あり・ヒーター) | 約1,000円 | 約600円 | 約1,600円 |
ドラム式(ヒートポンプ乾燥) | 約500円 | 約300円 | 約800円 |
ドラム式(ヒーター乾燥) | 約1,200円 | 約300円 | 約1,500円 |
👉 ヒートポンプ式は 電気代が安い上に衣類も傷みにくい。
7. 失敗しないチェックリスト
- 設置スペース(幅・奥行・高さ)を測る
- 給排水の位置を確認する
- 毎日の洗濯スタイルを考える
- 初期費用 vs ランニングコストを比較
- メンテナンス性(お手入れのしやすさ)
まとめ
2025年の洗濯機選びは「乾燥性能」と「自動投入」がポイント。
- 縦型はコスパ・洗浄力重視
- ドラム式は時短・乾燥性能重視
- ヒートポンプ乾燥が最もバランス良し
自分や家族のライフスタイルに合った一台を選ぶことで、毎日の家事が圧倒的にラクになります。