
「個人事業主でもカーリースって組めるの?」「経費にできるって聞いたけど本当?」——事業用の車を検討している個人事業主の方から、こうした疑問をよく耳にします。この記事では、個人事業主がカーリースを利用する際のメリットと、契約前に知っておきたい注意点を解説します。

個人事業主でもカーリースは利用できる
結論から言うと、個人事業主でもカーリースを契約することは可能です。ただし、会社員に比べて審査で見られるポイントが異なる場合があります。
- 開業からの年数(創業間もない場合、審査がやや厳しくなる傾向がある)
- 事業の継続性・安定した収入があるか
- 確定申告書などの収入証明書類の提出が求められることが多い
会社員の給与収入とは違い、事業所得は年によって変動しやすいため、直近1〜2期分の確定申告書の提出を求められるケースが一般的です。
個人事業主がカーリースを使う主なメリット
1. 月額料金を経費計上できる 事業用として使用する車であれば、カーリースの月額料金を「リース料」として経費計上できます。車を購入する場合と違い、減価償却の計算をする必要がなく、経理処理がシンプルになる点は大きなメリットです。
2. まとまった初期費用がかからない 車を購入する場合、頭金や登録費用などまとまった初期費用が必要になりますが、カーリースは基本的に頭金なしで契約できるプランが多く、開業初期の資金繰りの負担を抑えられます。
3. 毎月の支出が一定になり、資金計画が立てやすい 車両の維持費(税金・車検費用など)が月額料金に含まれるプランを選べば、毎月の支出が一定になり、事業の資金計画が立てやすくなります。
契約前に確認しておきたい注意点
1. 事業用途であることを明確にしておく 契約時に「事業用として使用する」ことを伝えておくと、経費計上に必要な書類対応がスムーズになる場合があります。
2. 走行距離制限に注意する 営業や配送などで走行距離が多くなる事業の場合、走行距離制限のあるプランでは超過料金が発生するリスクがあります。事業内容に合わせて、距離無制限プランや上限の高いプランを検討しましょう。
3. 開業から日が浅い場合は審査に通りにくいことがある 創業したばかりで実績が少ない場合、審査に通りにくいケースもあります。その場合は、複数のカーリース会社で条件を比較し、個人事業主の審査実績が豊富な会社を選ぶことをおすすめします。
4. 経費計上のルールは事前に税理士等に確認する リース料をどこまで経費計上できるかは、事業内容や使用実態(プライベート利用との按分など)によって異なります。正確な取り扱いについては、税理士や税務署に確認することをおすすめします。
まとめ
個人事業主でもカーリースは契約可能で、月額料金の経費計上やまとまった初期費用が不要な点など、事業運営上のメリットも多くあります。一方で、審査条件や走行距離制限、経費計上のルールなど、会社員とは異なる注意点もあるため、契約前に複数のカーリース会社を比較し、自分の事業内容に合ったプランを選ぶことが大切です。
本記事は一般的な情報を基にした解説であり、経費計上や税務の取り扱いについては税理士・税務署にご確認ください。














