中古のレクサスを買うときの注意点|後悔しないためのチェックポイントとは?

高級感と信頼性を兼ね備えたレクサスは、中古車市場でも非常に人気があります。しかし、価格が高めなだけに「中古で失敗したくない!」と考える人も多いのではないでしょうか?
この記事では、中古のレクサスを購入する際にチェックすべきポイントを詳しく解説します。



1. 走行距離だけで判断しない

レクサスは耐久性が高いため、走行距離が10万kmを超えていても問題ない個体は多いです。
ただし、走行距離だけで判断せず、整備履歴や保管状況を重視しましょう。

チェックポイント

  • 定期点検記録簿の有無
  • オイルやタイヤ、バッテリーの交換履歴
  • 車検のタイミングと内容

走行距離だけで判断しない理由|本当に大切なのは”中身”

中古車を選ぶ際、まず目に入るのが「走行距離」ですよね。
一般的には「5万km以下なら安心」「10万km超えは避けた方がいい」といった声もありますが、レクサスのような高品質車では、必ずしも距離=劣化ではありません。

むしろ、「短い距離でもメンテナンスされていない車」より、「長く乗られていても定期的に整備されてきた車」の方が信頼できます。


✅ 走行距離が短くても注意すべき例

  • 長期間、車庫で放置されていた → オイル劣化、バッテリー上がり、ブレーキ固着の可能性
  • 近距離走行のみ(買い物や近場の送り迎え) → エンジンや排気系が温まりきらずカーボン蓄積
  • 年数が経っている → ゴム部品やシール類が劣化

走っていなくても、車は「劣化」します。


✅ 走行距離が多くても安心できるケース

  • 長距離移動が多い(高速中心) → エンジン負荷が少なく、部品の摩耗も比較的少なめ
  • 点検整備記録簿があり、定期的にメンテナンスされている
  • ワンオーナー車で履歴が明確

長く乗られた車でも、愛情を持ってメンテナンスされていた車は調子が良いものです。


✅ 具体的なチェックポイント

チェック項目見るべきポイント
点検整備記録簿の有無過去の整備履歴が残っているか(年1回以上)
エンジン音異音がないか、アイドリングが安定しているか
オイルの状態黒く汚れていないか、交換時期が適正か
下回りのサビ雪国で使用されていた車はサビに注意
タイヤの片減りアライメントずれや足回りの異常を示す可能性
バッテリーやブレーキ最近交換されているか

✅ 走行距離と年式のバランスも見る

例:5年落ちで「2万km」はかなり少なめ → 運転頻度が少なく、放置されていた可能性も
例:10年落ちで「10万km」は平均的 → 高速中心なら意外と良コンディションなことも


走行距離は“目安”でしかない

中古のレクサスを選ぶ際、走行距離はあくまで参考値。
「整備されてきた履歴があるか」「現在の状態がどうか」こそが、判断すべき最重要ポイントです。
「走行距離=状態」と思い込まず、トータルで車の“健康状態”を見極めることが、中古車選び成功の秘訣です。

点検整備記録簿の見方|「しっかりメンテされてきた車」かどうかの証明書

レクサスのような高級車は、定期的に整備されたかどうかで寿命が大きく変わります
その整備状況を確認するうえで最も重要なのが、「点検整備記録簿(メンテナンスノート)」です。


✅ 記録簿でチェックするポイント

チェック項目見るべき内容
記録簿の有無これがない車は避けるのが無難
点検の頻度12ヶ月点検や車検ごとに記録があるか
作業内容オイル交換、ブレーキ点検、タイヤ交換など具体的に書かれているか
実施場所ディーラー or 整備工場(正規ディーラーだとより安心)
走行距離と一致しているか走行距離の整合性チェックにも使える

✅ 注意点

  • 記録簿があっても「内容が空白」なら意味がない
  • 複数のオーナーがいた場合、記録が断片的になっていることもある

→ 整備履歴が細かく残っている車は、それだけ大切に扱われていた証拠です。


エンジン音のチェック方法|素人でもできる簡単な診断

購入前にエンジンをかけさせてもらい、実際の音や振動を確認することは非常に大切です。
以下は、試乗前の「アイドリング状態」でできるチェックです。


✅ エンジン始動直後のチェック

チェック項目見る・聞くポイント
始動時の音キュルキュル…ではなく「キュッ→ブーン」が理想的
アイドリングの音カラカラ音、ガラガラ音、打音がないか
回転数1,000回転前後→数十秒後に700〜800回転で安定するか
揺れや振動ハンドルやシートに大きな振動がないか

✅ 試乗できる場合はここもチェック

  • 加速時に違和感がないか
  • ブレーキを踏んだときに異音や振動がないか
  • 信号待ちなどでエンジンが不自然に揺れないか

補足:耳で聞こえにくい不具合はプロに相談を

音や振動で判断しきれない不具合(燃料系、排気系、インジェクターなど)は、第三者の整備士に診断してもらうのもおすすめです。


記録簿とエンジン音で“内面の状態”をチェックしよう

走行距離だけではわからない「車の中身」を見抜くには、
整備記録簿とエンジン音・振動のチェックがとても有効です。

「見た目が綺麗だから安心」ではなく、
“車の履歴と健康状態”を確認して、長く乗れる1台を選びましょう。



2. 「認定中古車」の検討もおすすめ

レクサスには**「CPO(Certified Pre-Owned)」=認定中古車制度**があります。
これはレクサスの厳しい基準をクリアした中古車だけが対象となり、保証も手厚いのが特徴です。

CPOのメリット

  • 初期不良のリスクが少ない
  • 保証期間がある(通常2年間)
  • メーカーによる整備・点検済み

レクサスの「認定中古車(CPO)」安心して選べる理由とは?

中古のレクサスを購入するなら、**「認定中古車(CPO=Certified Pre-Owned)」**を検討するのは非常におすすめです。
価格は通常の中古車より少し高めになりますが、その分、圧倒的な安心感と品質保証が手に入ります。


✅ 認定中古車(CPO)とは?

「認定中古車」とは、レクサスが公式に品質を認めた中古車のこと。
ディーラーでの厳しい点検・整備が行われ、メーカーの定めた基準を満たした車両だけがCPOとして販売されます。

つまり、“限りなく新車に近い安心感”を得られる中古車です。


✅ 認定中古車に選ばれる条件

レクサスのCPOには、以下のような厳格な条件が課されています。

条件内容
初年度登録から約5年以内古すぎる車両は対象外
走行距離10万km未満長距離走行車は除外
修復歴・事故歴なし大きな損傷のあった車両は不可
点検整備の記録が明確メンテナンス履歴が確認できる車両のみ
レクサス認定技術者による点検約60項目以上におよぶチェック

✅ 認定中古車のメリット

1. 手厚い保証付きで安心

  • 2年間の無料保証(走行距離無制限)
  • 保証期間中は、全国のレクサスディーラーで対応可能
  • 有償でさらに延長保証も選べる(+1年または+2年)

2. 点検・整備済みで納車も安心

  • 専用の「納車前点検」が施され、劣化部品は新品に交換
  • 車検が切れている場合は、新たに車検を取得してから納車されるケースも多い

3. 代車・ロードサービスも付属

  • 急なトラブルの際には無料のロードサービス対応
  • 整備入庫時には代車サービスが利用可能(地域・条件による)

✅ 通常の中古車との違いは?

項目通常の中古車認定中古車(CPO)
保証基本的になし、または短期間2年間の無料保証+延長保証制度あり
点検整備実施されていない場合もあるメーカー基準で60項目以上を点検済み
車の履歴曖昧なことも多い修復歴なし・点検記録ありの車両のみ選定
アフターサポート不明瞭、販売店に依存全国のレクサス店で整備や保証対応が可能

✅ CPOは「安心を買う」選択肢

価格が10万〜30万円ほど割高になることがありますが、
それは単に車を買うのではなく、“安心・信頼・保証”という付加価値を買うということ。

とくに初めてレクサスを購入する方、車に詳しくない方、長く乗りたい方にはCPOが最適です。


✅ CPOの探し方


少し高くても「CPO」で後悔しない選択を

中古のレクサス購入は大きな買い物だからこそ、**“安くても不安が残る車”より“安心して長く乗れる車”**を選ぶのが賢明です。
認定中古車は、レクサスらしい高品質と信頼を保った中古車。
価格だけでなく、「信頼性・保証・安心感」を重視する方にこそおすすめです。



3. 年式に対して価格が高すぎないか?

レクサスはリセールバリューが高く、年式が古くても価格が落ちにくい傾向があります。
しかし、オプション装備やグレードによって価格に大きな差があるため、相場より高すぎる車には注意が必要です。

比較ポイント

  • 同年式・同グレードの他車と価格を比較
  • 装備(サンルーフ、レザーシート、ナビなど)の違いを確認
  • 修復歴の有無

“高すぎるレクサス”に要注意!

中古車選びでよくある失敗が、「思ったより価格が高かった…」「割高な車を買ってしまった」というパターンです。
とくにレクサスは人気ブランドでリセールバリューも高いため、“年式が古いのに価格が高め”な車両が多く出回っているのが特徴です。

では、どこをどう見れば「高すぎる中古レクサス」を見抜けるのでしょうか?


✅ レクサスは「値落ちしにくい」車

一般的な国産車は、3年で新車価格の半分程度まで下がることもありますが、
レクサスは3年経っても約60〜70%の価格を保つことが多く、「年式が古いから安い」とは限りません。

理由は以下の通りです:

  • ブランド価値が高い
  • 海外需要がある(特に東南アジア)
  • 故障が少なく、長寿命
  • 内外装の高級感が維持されやすい

✅ 年式と価格のバランスを判断する方法

以下のようなポイントで「割高かどうか」を見極めましょう。

チェック項目見るべきポイント
同年式・同グレード比較他の販売サイトやディーラーで、同じ年式・グレードの車と価格比較
走行距離とのバランス年式が古くて距離が長いのに価格が高い → 要注意
装備・オプションの内容サンルーフ、マークレビンソン、プリクラッシュ等が付いているか
修復歴の有無事故歴なし=高値で販売されやすい(でも理由が明記されているか?)
ボディカラーパールホワイトやブラックなど人気色は価格が上がりやすい

✅ 割高な車の例と、適正価格の例

割高な例:

  • 2016年式 IS300h / 走行距離9万km / 価格280万円
    → 人気色・Fスポーツでもないのにこの価格はやや高め。オプションが少なければ再考すべき。

適正価格の例:

  • 2018年式 RX450h / 走行距離5万km / 価格430万円
    → CPO認定車・サンルーフ・セーフティシステム搭載なら相場に合っている。

✅ 相場検索に使えるサイト

中古レクサスの相場を見るには、以下のサイトが便利です。

→ 同じ年式・走行距離・装備で3〜5台比較すると、相場が見えてきます。


「価格に納得できる理由」が説明されているか?

価格が高めでも、

  • 「低走行」
  • 「フルオプション」
  • 「ワンオーナーで整備履歴完備」
  • 「認定中古車」

など、価格に見合った“理由”がある車なら買う価値があります。

逆に、何の理由もなく高い場合は販売店にしっかり確認しましょう。
中古のレクサスは“高い=良い車”ではありません。“妥当な価格”かどうかを自分の目で判断することが重要です。


4. 修復歴・事故歴は絶対にチェック!

修復歴がある車は、見た目が綺麗でも後々トラブルになる可能性があります。
必ず「修復歴なし」と明記されている車を選びましょう。

確認すべきこと

  • 車両情報に「修復歴なし」と記載があるか
  • 実車を見てボディの隙間や塗装ムラを確認
  • 不自然な改造やパーツ交換がないか

“見た目がキレイ”に騙されないために

中古車市場には、外見はピカピカでも過去に事故や大きな修理歴がある車両が少なくありません。
とくに高額なレクサスを購入するなら、修復歴や事故歴の有無は必ずチェックすべき最重要ポイントの一つです。


✅ 修復歴とは?事故歴との違い

用語意味
修復歴車フレーム(骨格)部分に損傷があり、それを修理・交換した車両。
事故歴車軽度の事故(バンパー凹み等)を含む全ての事故経験車。
無事故車フレーム損傷がなく、修復歴のない車。整備歴や部品交換はあることも。

ポイント:見た目のキズ直し=修復歴にはならない
→ 事故歴=必ずしも「修復歴車」とは限らないため、骨格修理の有無が判断基準になります。


✅ なぜ修復歴ありの車は避けるべきか?

  1. フレームのゆがみがあると、直進安定性やハンドリングに悪影響
  2. 事故歴があると、今後の下取り・再販価値が大きく下がる
  3. 一見修理されていても、見えない部分にダメージが残っている場合あり

とくにレクサスのような高性能車では、フレームバランスの狂いが走行性能に大きく影響します。


✅ 修復歴の確認方法

方法内容
車両情報欄の確認カーセンサー・グーネットなどの販売情報に「修復歴:なし」と明記されているか確認
実車の状態確認ボンネット・トランク・ドアのチリ(隙間)が不自然でないか
塗装の色味・質感一部だけツヤや色が違う場合、板金・再塗装の可能性
下回りやエンジンルームフレーム溶接跡、部品交換歴、塗装の違いなどの有無
プロの鑑定依頼第三者鑑定機関(AISなど)やディーラーによるチェックを依頼する

✅ 修復歴車は「安くても慎重に」

修復歴がある車は、たしかに価格が10万〜50万円ほど安くなることがあります。
しかし、「一見お得でも、長く乗るとリスクが大きい」可能性があるため、
プロ目線で“安全に乗れる修復歴車かどうか”を見極める知識や相談先がない場合は避けるのが無難です。


✅ 修復歴の有無は保証対象外になることも

レクサスCPO(認定中古車)では、修復歴のある車両は対象外です。
そのため、「CPOで買える=修復歴なしの確実な車」という信頼性にもつながります。


修復歴のチェックは“命を守る”確認作業

中古車は「走ればOK」ではありません。
フレームに問題がある車は、万一の事故のときに本来の衝撃吸収力を発揮できません。
安心して長くレクサスに乗るためには、修復歴・事故歴がない車を選ぶことが大前提です。

→ 見た目では分からないからこそ、情報開示・販売店の信頼性・プロのチェックが重要!



5. レクサス特有の電子装備の動作確認

レクサス車には高度な電子制御システム(レーダークルーズ、LKA、オートハイビームなど)が搭載されています。
中古車の場合、これらの装備が正しく動作しているか確認することが大切です。

試乗チェックリスト

  • メーターに異常ランプはついていないか
  • 電動シートやエアコンが正常に動作するか
  • 安全装備が機能するか(できれば営業に動作確認してもらう)

高級車ならではの“見落としポイント”に注意!

レクサスは「走る家電」とも言われるほど、先進的な電子装備が豊富です。
ところが、中古車の場合これらの電子装備が正常に機能していないケースも少なくありません。

新車のときは完璧でも、経年劣化や前オーナーの扱い方でトラブルが起きることがあるため、必ず動作確認をしましょう。


✅ 代表的なレクサスの電子装備一覧とチェックポイント

装備名確認ポイント
レーダークルーズコントロール自動追従がスムーズに作動するか、警告灯が点灯していないか
LKA(レーンキーピングアシスト)白線を認識して車線を維持するか(路面状況が良い場所で確認)
プリクラッシュセーフティ警告音や自動ブレーキが反応するか(実験は難しいため診断機使用推奨)
オートハイビーム夜間、対向車や前方車に反応して自動切替するか
ヘッドアップディスプレイ(HUD)情報が正しく表示されているか、ぼやけていないか
電動シート・メモリー機能前後・上下の動作に異常はないか、登録・呼び出しができるか
シートヒーター・ベンチレーター暖房・冷風機能が正常に動作するか
純正ナビ・タッチディスプレイフリーズしないか、タッチ操作が正確に反応するか
パワーバックドア自動で開閉するか、途中で止まらないか
360度カメラ・モニター画面にノイズがないか、全方位がしっかり映っているか

✅ よくある中古トラブルと対策

よくある不具合例原因と対策
クルーズコントロールが作動しないフロントミリ波レーダーの汚れ・故障、設定ミスの可能性あり
HUDが見えにくい角度調整不足 or 液晶の劣化
ナビがフリーズする、反応が鈍いソフトウェア未更新、内部基板の劣化
シートヒーターが片方しか効かないヒーターエレメントの断線
バックカメラにノイズ、雨で画面が乱れる配線劣化、カメラレンズの曇り・水滴

✅ 試乗時・納車前に確認すべき動作チェックリスト

  1. エンジン始動後、警告灯がすべて消灯するか?
  2. ナビ・ディスプレイ系の反応速度にストレスがないか?
  3. オーディオ・Bluetoothの接続確認
  4. エアコンの風量・温度調整に異常がないか
  5. 電動ミラー、パワーウィンドウなどの基本動作も含めてチェック

✅ ディーラーでの「診断機スキャン」もおすすめ

中古車販売店では動作確認が甘い場合もあるため、
購入前にディーラーや整備工場で「スキャン診断(故障コードの確認)」を依頼するのが理想的です。

これにより、目に見えない内部エラーや潜在トラブルも検出できます。


レクサスの“快適機能”は「動作確認」で本領発揮!

高級車レクサスの魅力は、静粛性や走行性能だけでなく、
快適さ・安全性を支える数々の電子装備にあります。

中古購入では、これらがきちんと動作してこそ“本来の価値”が発揮されるため、
**「使わないから気にしない」ではなく「将来の不具合を未然に防ぐために確認」**という意識を持ちましょう。



6. 維持費と保険料も事前に確認

中古でもレクサスは車両保険が高くつく場合があり、部品代も高めです。
年式やグレードによっては維持費が想像以上になる可能性もあるので、購入前に見積もりを取っておきましょう。

事前に知るべき維持費の項目

  • 自動車税(排気量による)
  • 車検代(ディーラー整備だと高額になりやすい)
  • 任意保険(車両保険付き)

レクサスは買ってからが本番!

レクサスは高級車ブランドであるだけに、購入後の維持費もそれなりにかかります。
中古で安く買えても、「その後の出費」が大きくなれば、結果的に“高い買い物”になることも。

購入前に必ず確認しておきたい**ランニングコスト(維持費・保険・税金)**について詳しく見ていきましょう。


✅ 1. 自動車税|排気量で決まる「毎年の固定費」

レクサスは多くのモデルが2.5L以上のエンジン排気量を持っており、
普通車の中でも比較的高めの税額になります。

排気量年間自動車税の目安(2025年現在)
2.5L以下(IS300hなど)約45,000円
3.5L(RX450hなど)約58,000円
5.0L(LS500など)約88,000円

※初年度登録から13年を超えると、税金は約15%増しになります。


✅ 2. 重量税・車検代|車検のときに一気にくる出費

レクサスはボディが大きく重いモデルが多く、重量税や車検費用も高め

内容目安費用
重量税(2年分)約32,800〜50,000円(重量による)
車検費用(整備含む)ディーラー:約10万〜18万円前後

ディーラーでの整備は安心感がありますが、そのぶんコストも高い傾向にあります。


✅ 3. 任意保険料|年齢・車種・補償内容で大きく差が出る

レクサスは「車両保険をつけるかどうか」で保険料が大きく変動します。
また、スポーツグレード(Fスポーツなど)は保険料が高くなりやすいです。

年齢・条件例年間保険料の目安(車両保険込み)
30歳以上/IS300h/等級20/一般条件約60,000〜80,000円/年
RX450h(高級SUV)約90,000〜120,000円/年
若年層・新規加入・補償MAX150,000円以上もあり得る

→ 一括見積もりサイト(インズウェブ、価格.comなど)で事前に試算するのがおすすめです。


✅ 4. 消耗品・部品代|意外と高いレクサスの純正品

レクサスはトヨタの上級ブランドですが、パーツ代はトヨタ車より1.5〜2倍程度になることもあります。

消耗品交換時期の目安費用目安(1回)
オイル交換約5,000〜10,000km8,000〜15,000円
タイヤ(18〜20インチ)約30,000〜50,000km10万円〜(4本)
バッテリー(HV)約5〜7年4万〜8万円(ハイブリッド用)
ブレーキパッド約30,000〜50,000km2〜4万円前後

✅ 5. 駐車場代・燃料代も忘れずに

都市部では月3万円以上の駐車場代が発生することも。
また、ハイブリッドモデルでもハイオク指定の車種があり、ガソリン代も意外にかさみます。


「買える」だけでなく「維持できるか」も計算に入れる

中古でレクサスを検討している方は、本体価格の安さに飛びつかず、維持費トータルで見て判断しましょう。

✅ 購入前に確認すべきポイント

  • 自動車税、車検代、保険料の合計
  • タイヤやオイルなど消耗品の交換時期
  • ハイブリッド車のバッテリー交換リスク
  • ディーラーと街の整備工場、どちらで整備するか

信頼できる販売店で「実車確認」が基本!

中古のレクサスは、適切に選べばコストパフォーマンスの良い高級車体験が可能です。
しかし、少しの見落としが大きな出費につながることも。
できるだけ信頼できる販売店を選び、現車確認・試乗を行ってから購入を決断しましょう

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